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玄人好みのアクションシステム
このゲームのアクションシステムはかなり込み入った仕組みをしている。通常攻撃の他にコマンド入力による特殊攻撃とペールミストという独自の要素を利用したスペシャル技、そしてダガー攻撃と多くの攻撃手段が用意されている。通常攻撃はただ連打するだけもコンボになるが、攻撃方向を指定して行えば、斬り上げや斜め攻撃といった攻撃も能動的に出すことができる。
コマンド入力を利用した特殊技はフィールド上の魔力許容量(CP)を考慮して利用する必要がある。特殊技を放つと魔力量が増えていき、許容量を超えると大ダメージを受けてしまう。イメージとしては主人公自体はガンガン魔法を使うことが可能だが、世界に魔力が満ちすぎると暴発するといった風だ。
暴発までいかなくても、魔力が世界に満ちることでステータスに影響が出る。攻撃力が高くなる代わりに防御力が低くなっていくのだ。こちらは完全なデバフというわけではなく、一長一短あり、素早く敵を倒せる利点もあり、効果的に利用することも可能だろう。
ペールミストというユニークな概念
フィールドを満たす魔力とは別に存在するのがペールミストだ。ペールミストは敵を攻撃すると発生し、一定時間たつとフィールドから消えるという特性を持っている。消えたペールミストは主人公の中に取り込まれるようだ。取り込まれる際にHPの回復や最大値の増加などの効果も付随する。
このペールミストがあるときだけ使えるのがスペシャル技だ。攻撃自体は通常の魔法技と変わりがないが、フィールドの飽和を恐れる必要がなく打ち込めるという利点がある。
貯めこんだペールミストを能動的に開放することも可能だ。そのため雑魚戦で貯めておいたペールミストをボス戦で一気に使って倒すという方法も考えられる。
その他諸々いろいろあるぞ
遠距離攻撃としてダガーという方法がある。攻撃力は低いもののかなり遠くまで飛ぶため牽制として利用できる。また、テレポート能力付きのダガーも投げることができ、当たった敵の傍まで移動できるので便利だ。というかこれをうまく扱えないと苦労する敵がしばしばいるのでほぼ必須の技だと言えるだろう。
他にもノックバックに耐え、守備力を上げるエンデュランスやノックバックジャンプ、緊急回避などアクション要素はもりもりだ。実際にやって試してもらいたい。
大きな敵もいらっしゃる
全体的にこのゲームは難易度が高く作られているように思われる。とはいえ難易度は3つから選択可能で難しいと思ったら難易度を下げてみるのもいいだろう。小さな敵一体一体も十分強く、厄介であるがボスモンスターの難易度はもはや言うまでもない。
いいところ
- やりごたえのあるアクション
- ペールミストや魔力飽和といった独自のシステム
- 2Dと3Dの組み合わさった綺麗な表現
諸情報
- 個別サイト :クレセントペールミスト
- ウェブサイト :ClassiC思考回路
- ツイッター :蔵敷志功@KShikou
体験版あり
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